いつからか妻が姫路の弁護士と離婚手続きを進めていたのです。私は大学を卒業後、特にやりたいこともなく大学時代続けていたバイトを続ける、いわゆる「フリーター」でした。結婚して、子供ができても、「何とかなるだろう」と定職にも着かず、且つ焦ることもしませんでした。妻に渡すお金はたかが知れてるぐらいの額でそれ以外はパチンコや競馬などのギャンブルに使っていました。家庭を顧みず、思うがままに好き勝手にやりたいことをやりたい放題し、自分の欲望のままに過ごしていたため、借金が膨れあがり私は大切な家族を失いました。気づいた時にはすでに遅く、妻が姫路の弁護士と離婚手続きを進めていました。失ってからでは遅いのですが、失ってはじめて自分の情けなさ、そして哀れさに気づきました。その後、親の力を借りて返済はなんとか完済することはできました。しかし、自分の力で返済ができないという本当に情けない人間だと自分で自分を恥じました。
そして、その時心の底から「今後もう2度と借金はしない」と誓いました。
私のようなギャンブルに目が眩んで家庭を顧みない人とは一緒にいる必要ありません、と全ての女性に言いたいです。