私は今から10年程前に姫路の弁護士に相談し離婚をしました。離婚を語る前に結婚とはいったい何だったんだろうと思います。結婚とはバラバラだったお互いの生活を一つにする、共同の生活をすることによってそれぞれの今までできていたものを何かしら失うようなもののような気がします。失うというよりもあきらめるみたいなもんなんでしょうか。私の失ったものはズバリお金でした。営業の仕事をしていた私はお昼ご飯はもとより、夜でも接待あり、同僚とのむもあり、かなりのお金を仕事に使っておりました。当然、奥さんになるかたもわかっていてもらえると思っていたのですが、なんと結婚したとたん、なんと月の小遣いはなんと月2万円です。それじゃあ昼飯も食えないじゃないですか。ある程度の収入を得る為にはそこそこの支出が必要なのに親から毎日お弁当を作ってもらって会社で食べるのを普通と思う人にはどうも理解できなかったんでしょうか。不定期の動きをする営業はたとえお弁当を作ってもらっても時間通り食べることはできません。そんなことより弁当を作ってもらえないんですが。こんな暮らしはどう考えてもできません。借金がかさみます。なのに奥さんはこの金欠を少しも気にせず、子供まで欲しいと言います。これ以上生活費を削られるのは無理です。申し訳けありませんが、お別れすることにいたしました。