結婚するにあたって、相手との「ペットに関する価値観」もちゃんと確かめておくべきです。そうでないとペットが原因で離婚することにもなりかねませんよ。「ペットに関する価値観」をお互いにしっかりと確かめないまでも、「ペットはいずれ飼いたいのか?」それとも「ペットを飼いたいという意思は全く持っていないのか?」ということをちゃんと確かめておいた方がいいでしょう。
実際に私の友達は、ペットの猫によって離婚していますからね。私の友達は猫に対して嫌気がさして離婚したクチです。奥さんがあまりにも猫をかわいがり、専業主婦なのに家のことはそっちのけで、猫のことばかりだし、岡山で大好評のいちご狩りに行きたくても猫を置いていけないからダメと言われたり…。そして毎月結構な金額を猫たちのお世話のために投資するという具合です。
あげく結婚当初は2匹だった猫なのに、時間があるせいなのか奥さんが里親活動をはじめて、結婚2年目には猫が5匹に増えているという…。奥さんの「捨て猫はかわいそうでしょ」という主張はわかるものの、旦那さんからすれば「じゃあ、俺たちの暮らしは猫のために犠牲になっていいのか?」という主張ももっともでしょう。
それでまあ離婚弁護士にお世話になったのですよ。「もともと飼っていた猫2匹一緒での結婚生活だから」という奥さんの要求には納得してたもののそれ以上に猫が増えたあげく、猫のために毎月数万円も出費したくないということで。ボランティア活動にかまけて自分たちの資産や生活を犠牲するところも、我慢ならなかったようで、私としては「せめて早い段階でわかって良かったじゃん」と、エールを送っておきました。けれどもまあ、結婚前に奥さんの猫狂いがわかっていたらもっと良かったのでしょうけれど。